寒い
寒いと思って
人肌恋しくなって
あいつに会いたい
でも、それは私のエゴで
私はあいつの邪魔をしたくない
だから、今日も寒いまま
王様の話
王様がいた
その王様は、自分が国も、金も、国民も、物も、全て支配したかった
家臣がいた
その家臣は、自分の国を良くしたかった
王様がやる政治よりもより良いやり方を提案したが却下された
家臣は悲しくなった
執事がいた
王様の言うことを下々に伝え、動かした
手となり足となり、王様の為に身を粉にして働いた
気づけば、周囲から恐れのこもった目を向けられていた
執事は悲しくなった
見たことないものが見たくて
死にたくない
何故、死にたくないの
まだ見てないものが見たいから
まだ経験してないことを経験したいから
まだ会ってない人と会いたいから
死にたくない
犯罪を犯すとしたら
犯罪を犯すとしたら
どんな時だろう
理解できない理由で人を殺す人がいる
ニュースで見て戦々恐々とする
もし理由があって犯罪を犯したら
他人に理解されることはあるの
さめるとき
自分の頭に浮かんだことを、
文字にしていく
ポエムのようで冷める
生まれた時
生まれた時
何を考えたいのだろう
何も考えていないのかな
それとも何か叫んでたのかな
世界に絶望した時
世界に絶望したことがある
何度あったか覚えていない
でも、世界に絶望したことがある
そういう時はベッドに入った
日が昇っても出ず、家族が来たら腹痛や頭痛を訴えて、寝ることにしてた
世界に絶望したときは、
きっとこのまま絶望し続けるんだろうと思っていることもあれば、
時間が過ぎれば、明日になれば、来週になれば、来月になれば、来年になれば、きっと乗り越えた自分がいるかもしれないと期待した
あるいは、考えることをやめた
今だけよければ良いと考えた
両親の庇護にぶら下がり、
その事実を知りながら、時に考えながら、時に知らないふりをした
今は社会人として働いている
上司や、会社に絶望することはあれど、
世界に絶望することはない
私の世界は学校と家だけじゃなくなったから